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番外編 長崎西北小学校


 
僕の生まれ故郷は九州の長崎。
僕の中学の時の同級生が長崎にある西北小学校で6年生の担任をしているという縁から
今回、特別課外授業を行うことになりました。
 
「嶋ちゃん。いや、嶋崎先生、どうもありがとう」
 
 
西北小学校はろう学校ではなく普通の学校。
大宮ろう学校のみんなとどう違うのか、、?
はたまた違わないのか、、?などとニタニタ考えながら学校へ。
僕が小学6年生だったころを思い出すと、、、ずいぶんと冷めていたり、やや荒れていたんですが、、
思いのほか、ここの子達はみんな素直な良い子達でした。
  
生徒達は2人1組になってお互いの絵を描くんですがそれぞれに相手の人柄や特徴を掴んで
面白い絵になりました。
 
 
 
僕もみんなにまざって全員の絵を描いてプレゼントしてきました。
  
 

 
一緒に絵を描きながら心を開いていく、、というのは
今の時代ではかなりアナログな手法ではあるけれど
アナログであるが故に世代を超えてわかり合える素朴な一面があるのかなーって感じました。
最後は子供達が僕の似顔絵を描いてくれて
その絵のとなりには「ありがとう」って書いてありました。
 
 
 
 授業が終わって一週間後。
生徒のみんなから素敵なものが届きました。
みんな、どうもありがとう。
 

  
 大宮ろう学校の子も西北小学校の子も
意外と言うか、あたりまえと言うか、、、あんまり変わらないもんです。
 
でも共通で言えるのは
「自由に描いていいよ」って言うとほとんどの子が戸惑うみたいです。
図画の授業っていったいどんなんだったかな?

 

 


2006-02-20 05:57  nice!(1)  コメント(6)  トラックバック(1) 

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コメント 6

AikoNC

門さん。こんにちは。むかーし、むかし(10年ほど前)長崎外国語短期大学生だったころ、何度かお会いした事があります。(なお)中島Naomiの友達の愛子といいます。きっと覚えてないでしょうね。今、アメリカのノースカロライナに住んで2年ほどになります。門さんがなおにあげた絵が、素敵だったな~と、ふと思い出して、門さんの名前で検索してここを見つけました。面白い活動をしているんですね。まだBlogゆっくり読んでいないんですが、また時間のあるときに、ぜひ読んでみます。  では、またきます。
by AikoNC (2006-02-20 10:23) 

kado

AicoNCさん、どうもありがとう。覚えてるよ。覚えててくれてありがとう。ノースカロライナから僕を見つけてくれるなんて、、、なんだか不思議な気分だな。良かったらホームページの方も見て欲しいです。元気な便り、待ってるよ。お元気で。
by kado (2006-02-20 14:56) 

優

かどさん、ご無沙汰してます。Uです。
とても素敵な写真たちに、笑顔になりました。
どうもありがとう。

「自由に描いていいよ」と言われたら、やはり私もとまどっちゃうだろうな。上手にこれを描きなさいとか、なにかしらいつも言われていたような気がします。絵をかくことって、いまも残念なことに苦手。
by 優 (2006-03-14 02:43) 

kado

Uさん、どうもありがとう。
そうなんです。
みんな「わがまま」は得意なのに「自由」は難しいんですよね。
「自由」とは自分で判断すること。
誰もが自由になりたいと願うのに、自分で判断する事には戸惑ってしまう、、、。
自由になるためにはそれなりの訓練が必要なのかもしれませんね。
by kado (2006-03-18 18:15) 

大宮のA

子どもたちからの手紙にある一言一言が宝物のようで素敵ですね。絵はおしゃべりしながら描くと楽しい!絵に上手下手はない!本物と同じじゃなくていい!みんな、これからの図工の授業の時にしっかり胸に刻んで臨みたい言葉です。大宮の子の中にも描くことが苦手な子がいたのですが、門さんとの授業の中で変わってきました。今では時々休みの日に描いた絵を持ってきたりします。広告の裏にいろいろ楽しい絵が描かれています。今、あらためて門さんとの授業を振り返ってみると、子どもたちは「ふわっとした」感覚で絵を描く楽しさが分かり、大人たちは「くすぐったいような」感覚で子どもたちの変化に気付いていった・・・という感じがします。「伝えたいという思いは必ず伝わる」という門マジックをこの目で見ることが出来た私たちは幸せでした。ありがとう!門さん。
by 大宮のA (2006-03-23 01:47) 

kado

A先生、どうもありがとうございます。
大宮や長崎での経験はかけがえのないものとなりました。
授業を通して僕自身、教育のあり方などをいろいろ考えさせられました。
多くの実りある一年間を提供してくださった先生方や関係者に感謝してます。
「成果」や「結果」を現場で求められる先生方のご苦労も理解できました。
現場の先生達が日々積み重ねていっているものの上で僕の授業が成り立っている事もわかっています。

本当にどうもありがとうございました。
by kado (2006-03-24 23:50) 

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