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「みんなで描く絵」[LIVE"RING BELLS"PART2]その7


マカマエのフラダンスが終了し、前半終了。
子供たちはここでいったん休憩。
スタッフは山北さんの楽器のセッティングに入ります。

休憩に入ったとたん男の子が一人、キャンバスの前にやってきてクレヨンを拾い
絵を描こうとしました。
側にいた先生に止められたんですが、僕が「描いていいよ」と言うと、、
凄い勢いで最近、覚えたのであろう”漢字”を次々と書きはじめました。
(漢字がお経のように見えて、僕の絵がなんだか仏画になっていくようでおもしろい)


それを見ていた他の子供たちもドドッとキャンバスに向かって走り出し、
キャンバスの周りはさながらバーゲンセール会場のようになりました。
我先にとクレヨンを持ち、絵を描きはじめる子。
文字を書く子や僕の絵に色を塗る子、グルグルやグチャグチャを描く子。
みんな大興奮です。

最初のうちはやんちゃな子が他の子を押しのけたりして無法地帯のようになるんですけど
そのうち大きい子が小さい子にクレヨンを渡してあげたり、絵を描くスペースを作ってあげたり。
僕や先生が何も言わなくてもちゃーんと仲良くしてました。
こういった光景は僕の授業の中でもよく見られる光景です。

1クラスの人数が少ないせいもあるのかもしれませんが
子供たちは普段の教室でのコミュニケーションの中でお互いの性格をよく知っています。
さらに大宮ろう学校では学年の違う子供たち同士の交流も多いので、高学年の子たちが
自然と低学年の子たちのサポートをする場面もよく見ます。
この日のように、ライブで興奮した状態の中でも子供たちはみんなニコニコして
みんなが仲良く1つになっていました。

僕はこの光景に出会うたびに涙が出そうになります。
なんだか幼き日の父や母に会えたような気がして。
なんだか子供たちが光り輝く未来を見せてくれているみたいで。

心から
「みんなどうもありがとう」





さて、
いよいよ後半スタート。
山北健一さんの登場です。


2007-02-14 17:24  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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