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「フリフリ、ピョンピョン」[LIVE"RING BELLS"Part2]その9

[プロペラ]

いよいよラスト。
昨年に引き続き登場のプロペラです。
ここで僕は驚きました。
昨年のライブを見ていた小学部の子供たちが
プロペラのメンバーがステージに現れた瞬間、総立ちになったんです。
ボーカルのユウタロウさんがマイクスタンドの前に立つと
子供たちはユウタロウさんを取り囲むようにワーッと前に集まってきました。
今回初めて参加する中等部や植竹小学校の子たちは、これから何が始まるの?という顔。
会場がざわめきます。
そんな中、プロペラのストレートなロックンロールショーのはじまりです。

プロペラの「ロック」は
まるで荒れ地のど真ん中を大股で走り抜けるように痛快で、
泥だらけの顔で笑う子供の笑顔のようにキラキラしてて
そして何より優しい。
まるで彼らの音楽はここで生まれたかのように会場に染み渡っていきます。

ぴょんぴょん飛び跳ねる子。
くるくる回る子。
エアギターをかき鳴らす子。

子供も大人も関係なく
みんなの顔が同じになっていくのが見えました。


  
プロペラのメンバー。
ギターの塔子さん、ベースの谷崎さん、ドラムの傭平さん、ボーカルのユウタロウさん。
それぞれが指文字と手話で自己紹介。
ライブ後半ではドラムの傭平さんが男の子を膝に乗せ、手を添えて一緒にドラムを叩きました。

ここで僕の絵も完成。

最後はみんな揃ってジャンプ、シャウト。
体全体で演奏し、唄うプロペラの音楽が音じゃなくなる瞬間。
先生方も、一般から参加された方も、最後は子供たちと一緒になって大きなうねりの中にいました。

ライブ終了。
子供たちと出演してくれたアーティストたち、学校関係者、関係スタッフ、一般参加のお客さん
みんなが入り交じって一緒に写真を撮ったり握手したり、中には抱きつく子もいたりして
とても柔らかい時間でした。

この企画を進めてくれた先生、学校関係者の皆さん。
大宮ろう学校、植竹小学校のみんな。
出演してくれたアーティストの皆さん。
スタッフの皆さん。
集まってくれたみんなに感謝します。

どうもありがとう。


  

[ライブ終了後。プロペラより]

〈ベース/谷崎浩章〉
 今年も大宮の友達に会いに行きました。
一年前に比べ、ずいぶん大きくなってるヤツ、ぜんぜん変わってないヤツ。
そして友達の数がずいぶん増えていましたね!?
     
去年はみんなのノリに圧倒されてしまったので、
「負けてはならぬ!」と衣装もバッチリ、リーゼントもキッチリと決めてGO!!
しかし・・・あなどれないぜ、ガキんちょ共。
   
AMADORIで漂い、
フラでほぐして、
パーカッションのリズムを蓄えたヤツらの心と体は
更にパワーアップしてやがった・・・!
  
相手にとって不足ナシ。
♪・・・冬の体育館にロックンロールのRING BELLSがガランガランと鳴り響きました。
  
 来年もヨロシクな!大宮のロックンローラ?!!
   
最後に、KADOさん&共演の皆さん、先生方&ALL STUFF、
授業参観してくださった方々、昨年同様音響機材にて御協力をいただいた熊
谷HEAVEN'S ROCK、
ありがとうございました!感謝致します!!
  
   
〈ドラム/堀之内傭平〉
大宮ろう学校での2回目のライブは「授業参観」と言う形で演らせて頂きました。
去年、僕ら自身が構えてライブに挑んでしまった事を恥じて今回は飾らない気持ちで演奏する事が僕のテーマだったんだ。
ライブが始まると僕ら含め体育館中が無邪気だったね!嘘の無い笑顔はココロに届きムネを揺らすって実感したよ。
  
今問題になっている、いじめ→自殺の渦中となる年齢の子供達。僕は思うんだけど、子供達のココロの宇宙はまだ、家庭50%学校50%なんだよね。家や学校で起こったほんの些細な事でも世界をぶっ潰す程の大事件になって自分に向かって来るんだ。そりゃあシンドイよね!でも少しづつでも前に進むと、友達と過ごす楽しさを知る。大好きな人との恋を知る。追いかけていきたい夢を知る。勉強を知る。スポーツを知る。旅行を知る……僕らの暮すこの星はこんなに大きいんだって感じる日が来る。新しい感覚との出会いが、ココロ奪われる瞬間が今ある宇宙の%をどんどん進化させてくれる。絵、パーカッション、踊り、歌、ギター、ドラム、何でもいい!一瞬でも みんなのココロの1%になれたら嬉しいです。
ホントにありがとうごさいました!!
門さん、先生方、協力し参加してくれた全ての方々、そして生徒のみんな。またね!
  
  
〈ギター/千井塔子〉
昨年の「のばら祭」に続いて今年も参戦(笑)させて頂いきました。
昨年学んだ事、それは「ありのままでいいんだ!」という事。そして今年、早速実践。いつもやってるライブ通り、下北沢や渋谷や名古屋や大阪や岡山や仙台でやってる通りに…やりました!!!!
去年よりずっと前にせり出て来てヤル気十分な生徒さん、そして先生(笑)。きっちりハートわし掴みにしてやったぜぇ!
きっと彼等はこの1年間で5cm以上背が伸びてたり、上履きが入らなくなったり、嫌いなものが食べられるようになったり、好きな人が変わったりしたんだろーなー…。
もし、また来年会えるとしたら自分は何でもいいから5cm伸びてるかな?一杯歩いて何足も靴つぶしてるかな?パクチー食べられるようになってるかなあ?まだ懲りず恋とかしちゃうのかなあ!?
またみんなに確かめてもらお!
   
あの体育館に呼んでくれたKADOさん、大宮ろう学校の先生方、生徒さん全員、共演者の皆さん、本当に感謝&また宜しくです!。
  
  
〈ボーカル/羽原裕太郎〉
”SMILE AGAIN”昨年呼んでもらった時の学園祭のタイトル。笑い合った事があるから使える言葉だよね。その言葉通り大いに”SMILE AGAIN”し合ってるみんなは、おぼろげに浮かべてた想像をまるで覆すハツラツやヤンチャや恥ずかしいやビックリ顔で初めて会った僕を瞬く間に微笑みの渦へと巻き込んでくれたんだよ。そして約束した「またね!」・・・・約束通り今年もみんなに会えたことを門さんや先生たち、関係者のみなさんに感謝です!
 今回、昨年会ったみんなとはまさしく”SMILE AGAIN”だったね。それにしてもなんだか一段と元気になりやがって、さあかかってこい!つーかあまりの勢いに悔しいかな2,3歩後退してしまったりもしたんだな。ガキ共め!なかなかやるじゃん!まるでみんなの怪獣ごっこや鬼ごっこに混ぜてもらってさあ、汗だくになった顔を突き合わせてハーハー言い合ってる感じ。あの空き地の雑草の匂いと土ぼこりの真ん中でキラキラ光ってたワクワクやハラハラに僕はすっかり引き戻されてたよ。とうとう引き分けにさえ持ち込めず、オラの負け。だね。嬉しい完敗!
 そして今回初めて合った中学のみんな。ちびっ子のハジケっぷりを微笑ましく見つめてたあの子や目が合うとうつむいたあの子。無関心そうな子、中学の頃の僕は彼だったかもな?ちびっ子達との格闘の傍らそんな思いも巡らせてたらもう最後の曲。すると、1曲目からスクリーンの歌詞をずっと強い視線で追い掛けてたあの子が、1番最初にハジケたっ!!僕にはそう見えた。そして他のみんなも彼女に続いたっ!!
昨年、僕が巻き込まれた渦に初めて合った中学のみんなも体ごとやって来た!・・・。
   
”SMILE AGAIN”さーて、今度はみんなで誰を巻き込もうかぁ〜
  


2007-02-28 15:57  nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

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サイダー

みんな笑ってて踊ってて楽しそう!
by サイダー (2007-03-02 21:44) 

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