RING BELLS 長崎へ その2 [LIVE2007]
今回、一緒にライブをするのは長崎のバンド"TATSUMAKI"。
ピースライブイベント[PEACE BEAT CLUB]で知り合ったミュージシャン達です。
彼らはこれまでもいろんな場所で演奏してきました。
時にはグランド・ゼロで。
時にはライブハウスで。
時には路上で。
今日は僕とのセッションライブペインティング。
どうなるのかは僕にも分かりません。
「踊りたくなったら踊って、歌いたくなったら歌って、描きたくなったら描いて良いよ」
簡単な挨拶のあとは早速ライブスタートです。
TATSUMAKIの演奏が始まり、僕が絵を描き始めると子ども達はすぐに立ち上がり、
僕らのすぐ近くまで駆け寄ります。
子ども達のスイッチが入るのがあんまり早かったんで僕らは驚きました。
女の子が絵に近づいてじーっと見ているんで、
「描いていいよ」ってクレヨンを拡げたら、それをきっかけにドドドーっと、、、
あっという間にキャンバスの前には子供達の群れ。
我先にと絵を描きはじめます。
バンドの周りにも子供達が輪を作り、手拍子をしたり、体を揺らしたり。
知っている曲のときは大きな声で歌っていました。
子供達のあまりの元気の良さに少々、押され気味な僕らでしたが、そこは負けていられません。
さらに力一杯、演奏し、絵を描きます。
1人の子は僕に言いました。
「どうしたらそんな上手に絵を描けますか?」
僕は言いました。
「考えずにイメージして。上手に描こうと思わなくて良いよ」
あっという間に絵が埋まっていきます。
描く場所が無くなると絵の上に絵が重なり、さらにその上に模様が入り、、
最後はぐちゃぐちゃ。
でもとっても楽しいぐちゃぐちゃ。
ライブも終盤。
クレヨンもずいぶん短くなってきました。
今回、僕の両親も見に来ていたんですが
気がつくと体育館の後ろのほうで両親と子供達が手話で会話していました。
学校の授業で習ったそうです。
父も母もすごく嬉しそうにニコニコ。
絵は一足早く完成。
最後の歌は僕もみんなと一緒にバンドを囲み、体を揺らして歌いました。
その光景があまりにも凄くて、、、
まるで演出された劇でも見ているかのようにみんなが1つになっていました。
小島小学校のみんな
先生方
PBC実行委員会の皆さん
TATSUMAKI
母校という事もあって、忘れられない一日でした。
どうもありがとう。
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