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先生

I先生はいわば大ベテラン先生。
大ベテランI先生は埼玉のろう教育を代表する人の一人で
ろう学校が手話を禁止していた頃から「手話」の重要性を訴え、手話を使って生徒や保護者の声を聞いてきた方。
                                                       
知らない方も多いと思いますが現在、ろう学校では必ずしも手話教育は行われていません。
過去に至っては手話が禁止されていたんです。
聞こえない子供達は発声練習をし、相手の口の動きを読む訓練をしていたんです。
「手に鈴を付けられた」という話も聞いた事があります。
現在では、[手話」が見直され、手話を使った手話教育を行っている学校も増えてきました。
大宮ろう学校も現在は手話により手話教育が行われています。
                                               
大ベテランI先生は
「とても素敵な企画だけれども、イベント的に一回で終わらせるのではなく
時間をかけてちゃんと子供達とコミュニケーションを取りながらやった方が良いんじゃないかな」
そう言って、“特別非常勤講師”として正式に授業やディスカッションをする事をアドバイスしてくれ、
さらに「こういう素敵な事はずっと続けて欲しい。そのためにもぜひ成功させよう」と言ってくれました。
                                                   
数日後、N先生、ベテランA先生、大ベテランI先生は壁画プロジェクトチームを結成。
まずは現場の他の先生達に理解してもらおうということで先生達と僕で交流会を開きました。
まず僕のライブペインティング映像を見てもらい、いろんな意見交換をしました。
ここで僕は先生達の生徒達に対する熱意や愛情の強さを感じ、、、なんだか感激してしまいました。
まるで僕も授業を受けているような感じです。
先生達は壁画プロジェクトに賛同してくれ交流会は終了。
その後も何度も僕のライブペインティングに足を運んでくれてさらに交流が深まりました。
そうこうしているうちにベテランA先生が手続きを進めてくれ、僕は晴れて”特別非常勤講師”となったんです。
                                               
                                              

すごく描きたい場所があって
すごく描きたい絵がある
                                                   
でも
僕一人では描けない場所で
僕一人では描けない絵
                                                 
こんな気持ちは初めて
                                               
みんなの力を貸して欲しい
                                               
                                             
                                                
次はいよいよ初授業です。


2005-10-20 20:07  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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